倉敷の綿(めん)と絹(きぬ)の物語

倉敷市の南に位置する児島地区。昔はその名の通り「島」でした。
江戸時代に干拓が進むとその土壌に塩分が多いことなどから綿花栽培が盛んになり、繊維産業で栄えるようになりました。
その一つが、デニムです。「綿(めん)」の文化の開花です。
いまや、児島のデニムは世界的に有名になりました。

一方、倉敷市の中心部では寛永19年(1642年)に代官所が置かれ「天領」となってからは幕府の保護や周辺の豊かな産物を背景に物資の集積地となり、倉敷川沿いに白壁土蔵作りの商家が軒を並べ、呉服商など豊かな町衆が現れ、「絹(きぬ)」の文化が花咲きました。

こうした背景の中、「絹(きぬ)の文化」と「綿(めん)の文化」の融合。
着物イノベーション「Neo Antique DENIM x KIMONO」が誕生することになったのです。

歴史を超えて「綿」と「絹」がコラボレート
その名は「ネオ・アンティークデニム着物」

アンティーク着物との融合


アンティーク着物の定義は諸説ありますが、江戸の後期から太平洋戦争以前に作られた着物がこう呼ばれ今注目を浴びています。

アンティーク着物の魅力は、その可憐で繊細な模様と色合い。そして今の着物にはないデザイン性の高さです。その絵柄もさることながら、絹や金銀糸による刺繍や伝統的な染めも素晴らしく、特徴的なのは今の着物の八掛は無地がほとんどですが、アンティーク着物は八掛も表と同じ美しい生地です。

胴裏は紅絹(もみ)という赤い絹。艶めく赤い裏絹は、織りの着物に女性らしい華やぎや秘めた情熱が込められているようで当時の女性の思いが今に感じられます。特に五月の節句に鯉のぼりと一緒に立てるお祝いののぼり「武者のぼり」を併せた着物は、スタイリッシュなデニム着物に仕上がっています。

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